告げ口

投稿者: | 2003年6月16日

帰りが少し遅くなって、太郎が寝てるかどうか微妙な時間。玄関のドアを開けたら寝室の戸が閉まってたからもう寝てると思いきや、戸がバッと開いて太郎が飛び出してきた。寝る直前だったみたいだけど、すっかり興奮させてしまったらしい。
「ミッキーさん、まちがっちゃったよ」{註:風呂上がり、紙オムツを履くところ間違えてミッキーマウスのトレーニングパンツを履いてしまったよ}
「がたんごとん、しゅっぱっしごーってった、あぶないねー」{註:列車(のおもちゃ)で遊んでて、出発進行!って言って、えーと、多分進路上に誰かがいるとかで、危ないから退いて下さいっと}
「ぶぅーわっっ!でへ、おとーしゃん、ざぶーん でへへへへ」{註:…その、ナニがアレで、お父さんがざぶーんで、とにかく嬉しいな}
とか何とか、色々報告してくれる。母親の補足説明を聞かないと状況を把握するのがなかなか大変だが、最後にぼそっと一言。
「かーちゃん…ごにょごにょ…ないときー!…こぁいね」
状況を説明されるまでもなく、ありありと目に浮かんだ。何か悪い事をして、叱られて、泣いて、いつまでもグズグズ泣き止まなくて、母親に「じゃあもう、ずっと泣いとき!」と突き放されたに違いない。いや、別にめずらしいことでもなくて、1日1回くらいはやってるし。そうかそうか、いっちょ前に告げ口するようになったか。
と思ったら、昔のビデオを観ていてその中の一場面を描写していたらしい。あの頃からよく怒られてたんやね。

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