遊び方

投稿者: | 2004年4月23日

ある日、かおりが保育所に太郎を迎えに行ったときの話。その時、太郎がその構成員である所のコアラ組のみんなは粘土で遊んでいたらしい。太郎は相変わらず一人で遊んでいたので、かおりはその辺の子供の相手をしていた。さすがに3歳児ともなると子供によってはかなり器用な子もいて、結構手の込んだものを作っている。太郎はというと、粘土を丸めたものを器に入れて「おだんごー」とか言っているので、一応粘土遊びの趣旨から外れない遊び方をしているようだ。ところが、よく見ると器をひっくり返して「おだんご」を床にぶちまけてはまた拾い集めて器に入れる、という動作を繰り返している。「おだんご」を食べ物と認識した上でそういうことをしているのならちょっと問題のある行動である。
実は、前日だかその前の日だかに同じ事を粘土ではなく何か硬いものでやって怒られていたらしい。粘土ならまぁ危なくはないということで黙認されているらしく、どうしても「モノを床にブチまける」ということをやりたかったようだ。このあたりはやっぱり男の子である。やることがいちいちスマートじゃないけど、男親としてはそんなところがまた嬉しかったりするのだ。

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