お誕生会

投稿者: | 2006年1月27日

昨日は保育園で、1月生まれのお誕生会がありました。毎月その月生まれの子供をみんなで祝っていて、子供たちもとても楽しみにしています。例によって両親揃って参加してきました。太郎はもちろん、壇上に並んだ他の1月生まれの子供たちも本当に嬉しそうで、子供の数が少ない昨今、こういう場を共有できる集団保育は厚生労働省の定義とは別の意義があるように感じます。

子供の数ですが、保育園の友達や子供がいる知り合いを見ている限りでは実のところ「少ない」という実感はありません。一人っ子の方が少数で、3人兄弟も珍しくありません。出生率というのは一人の女性が生涯に産む子供の数を平均したもので、日本では今1.29くらいです。男女の割合がちょうど半々で、次世代を育てるまで誰も死なないという前提の下では出生率2.0というのが人口の均衡ラインとなり、これを下回れば総人口は減少するわけです。ところで、1家族の子供の数というのは整数のデジタル値(「子供は1.32人くらい欲しいね」とか言わない)で、取り得る値は0から、せいぜい10くらいまでです。要約統計量としては、平均値以外にもモード(最頻値)とかメジアン(中央値)とか色々あるわけで、実際の分布がどうなっているのか興味のあるところです。ちょっと検索してみたけど分かりませんでした。何か番外編のネタっぽくなってきたのでそろそろ止めますが、子供の数ゼロっていうのが平均値を引き下げていて、実際一人っ子はそんなに多くないんじゃないか、と想像しています。

話は戻って、お誕生会です。今年も両親揃って休みを取る予定でしたが、今週は太郎のインフルエンザで休んだり、出向元に出向いたり(変な表現)で抜けが多かった上に仕事が立て込んでいて、私は会が終わった時点で抜けて昼から仕事に行きました。お誕生会の後、給食の試食会というのがあり、誕生月の子の保護者(各1名のみ)は子供と一緒に給食を食べられるのです。どのみち二人分は食べさせて貰えないので、今回は母親に譲ることにしました。以下は帰ってから母親に聞いた話です。
先生以外の大人がいるのは珍しいので、色んな子供が何かと話し掛けてきます。その中で一番多かったのが、「なぁなぁ、たろうくんのおかあさん、たろうくんな、いっつもごはんのとき、あそんでておこられてるねんで」というものだったそうです。それを横で聞いていた先生は思わず吹き出していたとか。いや、いいんです、先生。別に取り繕ってくれなくても。どうせそんなとこだろうと思ってましたよ。まあその、せっかくの晴れの日にそんな事をチクられるのも本人の責任ですから。太郎もさすがにちょっとバツが悪そうにしていたそうです。夜、本人に聞いたらちょっと泣きそうになってました。

やっと5歳。まだまだ5歳。相変わらずあかんたれの太郎です。

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