ひらがな

投稿者: | 2006年1月23日

先週末、太郎は5歳の誕生日を迎えました。週末ということもあって、昨年同様近所の親戚宅で皆で集まってお祝いして貰いました。この人達は父方の親戚で、私が小学校低学年までこの近所に住んでいた頃から、一部疎遠になったり、爺さん婆さんが亡くなったりした以外は同じ顔ぶれです。私のいとこ達は結婚してなかったり、しても長続きしなかったりで、親戚内で子供といえば、大阪の北の方(結構遠い)に住んでいる私の姉のところの二人と太郎だけです。そのためかどうか、太郎はみんなから可愛がってもらえます。私が子供の頃も割と近所に住んでいたのですが、親戚一同に誕生日を祝ってもらった事など一度もありません。それ以前に、両親にすら祝ってもらってなかったというのは密かなトラウマです。(嘘)
今回は、食事、ケーキに加えてプレゼントまで貰いました。クリスマス、お正月と近いのでおもちゃの類は親としては微妙だったりするのですが、今回太郎が貰ったのは地球儀でした。この家にある地球儀が気に入っていて、来る度に遊んでいたのを覚えてくれていたようです。有難いことです。親からのプレゼントは母手作りの保育園鞄です。こちらもとても喜んでいました。(太郎通信参照)
ところで、このところ太郎は文字の学習に目覚め、めきめきと上達してます。3ヶ月前までは自分の名前すら怪しげでしたが、今やひらがなはほとんど読めるようになりました。この日もケーキに付いていたプレートの文字(全部ひらがな)を声に出して読み、みんなに褒められて大得意になっていました。とにかく興味が尽きないようで、意味が分からなくても振り仮名が打ってあればとりあえず何でも読んでみます。体の図鑑を見ながら、「け、い、ど、う、み、や、く。ほら、これ、けいどうみやくっていうねんで」とか言っています。文字が読み書きできるというのは確かに文明の大きなステップです。子供にとっては新鮮な喜びがあるのでしょう。頼もしいと同時に、そのうち「えほんよんでー」と持って来ることもなくなるのかと思うと少し寂しい気もします。

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