太郎の行っている保育園では、幼児クラス(3~5歳)の子は冬の間「マラソン大会」と称して毎月かけっこをしている。月1回の大会以外でも、練習ということで結構頻繁に走っているようだ。一昨日おたふく明けで小児科に寄った後遅めに登園した時も、ちょうど4歳児クラスが練習に出るところで太郎も元気に走って行ったそうだ。で、その翌日、つまり昨日だが、今月のマラソン大会があった。太郎はボール遊びなんかは親が教えないからかなりヘタクソだし、極度の怖がりなので高い所に登ったりするのも苦手だ。でも体力はあるので、ほぼ体力だけで勝負できるかけっこは得意で、そこそこ速いらしい。今シーズンはマラソン大会で1番になったこともある。本人も自信満々で、昨日は朝から「たろうくん、いちばんになるで~」と張り切っていた。
帰宅後、様子を聞いてみたがどうも歯切れが悪い。「おさんぽのとこ」(折り返し地点か?)までは7位で、最終ゴール時点では10位だったとのこと。ま、病み上がりで10日のブランクがあり、その間他の子達はずっと練習してたんだからしょうがない、よく頑張ったと慰めておいたが、本人にとっては不本意な結果だったらしくちょっと凹んでいた。
今朝、保育園で別のクラスの先生に「太郎君、昨日マラソン大会走れたの?どうだった?」と聞かれてちょっと辛そうな顔でごまかしていた。相変わらず傷付きやすいヤツだ。
2006/1/19追記
事実誤認がありました。「マラソン大会」は年1回だけだそうです。練習は、天気さえ良ければお散歩代わりにほぼ毎日しているようです。ちなみに、昨日は21番だったそうです。ダメダメです。傷付きやすいクセに、慰められるとすぐ「あ、いいのか」と思ってしまって簡単に諦めてしまうようです。根性なしです。男の子なんだから、などと言うとジェンダーフリー論者に怒られそうですが、もうちょっとこう、闘争心とかも持って欲しいと、お父さんは思うわけです。
人を出し抜いてまで利を得る小賢しさは別になくてもいいと思います。てか、そもそもこのダメ親父の息子にそんな要領の良さを期待するのは酷でしょう。ただ、せめて悪い人に騙されない程度の知恵は身に付けてもらいたいのです。ちょっと論点がずれたか。ま、のほほーんとしたところが太郎の良さの一つである事は間違いなく、でもちょっと心配になったり。ま、その何だ、お父さんはそんな太郎が大好きです。ダメな親父でごめんな。