パソコン小僧

投稿者: | 2006年1月17日

これまた太郎通信とネタがかぶるが、太郎はパソコンが大好きだ。目にも情緒にもあまりよろしくなさそうなので滅多に触らせていないが、門前の小僧何とやらでGUIの操作はかなり理解しているようだ。以前は親がPCの前に座るとすぐに「たろうくんもやらせてー」と膝によじ登ってきて、ともすると勝手に触ったりしていたが、何度か怒られ、「ごようじ」をしている時は邪魔をしてはいけないと学んだようで最近は本当に全く触らせていなかった。いや、家のPCで「用事」なんてそんなにないし、実際はほとんど遊んでるだけだが。
以前は母が作った、いくつかボタンをクリックするだけで遊べる簡単なもので喜んで遊んだりしていたのだが、今回母に教わりながらWindows付属のペイントを使っているのを見ると、画面外側に配置してあるツールやカラーパレットを完全に使いこなしている。いや、驚いた。相当面白いらしく、ひたすら集中して絵を描いている。集中している時によくあることだが、頭に血が上ってぽーっとなっている。中央演算装置が熱暴走しているようだ。連続負荷時間は20分程度に制限することにした。全く油断がならない。
私のマシン(Linux)を使う時は、太郎が見ていたらなるべくマウスは使わず、コマンドで処理するようにしている。マウスだったらそのうち真似されそうだし。まだひらがなですらおぼつかない4歳児、よもやshellコマンドは覚えられまい。当分の間私のマシンは安泰のはずだ。しかし、理解できるはずもないキャラクタベースの画面を無言でじーっと注視している太郎を見ていると空恐ろしいものを感じるのも事実。何年かしたら、「ん?そのオプション、書式が違うよ」とか指摘されたりするんだろうか。

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