2日目です。1本早い電車で帰れたので、少し買い物をしてからのお迎えでしたが太郎以外にまだ2人ほど残っていました。小さい子とのままごとに夢中でなかなか帰ろうとしないのはいつも通り。自分でやっている帰り支度の不備をチェックして、足りないモノを取りに行ったり、そこで会った担任の先生と少し話したりしていたらいつの間にか最後の1人になってしまったのもいつも通り。それでも何とか7時頃には家に帰り着きました。
帰り道、またも「たろうくん、ラーメンがたべたいな」などと勝手な事を言います。今日はもう何を作るか決めて既に買い物も済ませていること、食べたいものがあるのなら朝のうちに言ってくれないと対応できないことを言って聞かせました。不服そうな顔をしていましたが、「だから、今日は野菜炒めにする」と宣言したら「よかった。たろうくん、やさいいためがたべたかった」と都合よく折り合いを付けました。しょうもないプライドに拘らんと素直に受け入れろや、と思いますが、両方の顔を立てつつ折衷案を探ろうとする姿勢は一応評価したいと思います。
用意ができるまではテレビを観せておきます。40分程しっかりと観れたので気が済んだのか、呼んだらすぐにテレビを消して食卓に来ました。機嫌よく食べている姿を携帯で送ろうと動画撮影していると、だんだん顔つきがぼんやりしてきて、頭が下がってきたかと思うと撮り終わった数秒後に箸を握ったままテーブルに頭を付いて寝入ってしまいました。風呂も沸かしてあったのでせめて流すだけでも、と思いましたが既に熟睡モードで起きそうになかったので、服を着替えさせて何とかトイレだけ済ませ、そのまま寝かせました。そのまま朝まで10時間半ほど、起きることなく寝続けたのはいいのですが、時間が長すぎたのか朝方やっぱりオネショしやがりました。連敗です。
朝、オネショの始末をした後風呂に入ってさっぱりすると、「かおりちゃん、きょうかえってくる」と嬉しそうに言いました。ちゃんと分かっているようです。更に、「たろうくん、きょうハンバーグがたべたい」と宣います。おお、ゆうべの話を覚えてましたか。しかし米は残っているし、温めるだけで食べられる食材もあるし、それらで簡単に済まそうということで既に話がついているのですが。ちなみに、太郎が意図しているのはびっくりドンキーに食べに行くことです。一応懐柔を試みますが、涙ながらに「だっておとうさん、きのうゆったやろ?」と言われると事実だけに反論できません。一晩寝たら記憶がフラッシュされる揮発性メモリ状態の頃がちょっと懐かしくなりました。朝食中にちょうど母から電話がかかって来たので、協議の結果太郎の意見が採用されました。よかったね。