去年のゴールデンウィークに父方の実家に1人で泊まろうとして挫折して以来、そのことがトラウマになっているのか何度か機会があったのに一度も1人で泊まると言い出さなかった太郎、5歳。遂にトラウマを乗り越え、成長のステップを一つ登る時が来ました。そんなに大層なもんでもありませんが、先週の土曜日、遊びに行っていた母方の祖父母宅から帰ろうとしていた時に太郎が「たろうくん、おとまりしたいな」と言い出しました。我々は家で大事な用事があったのでこの日は帰らなければなりません。1人泊まるのなら泊まってもいいよ、と言うと、一瞬考えてから「ひとりでとまる」と宣言しました。
母と風呂に入っている間など、時折不安そうな表情を見せ何度か決心が揺らぎかけるも、「ためしてみる」と自らに言い聞かせるように言いました。両親が帰る間際、持ってきたジグゾーパズルで遊びながらずっと意味不明な歌を歌っていたのは心を落ち着ける太郎なりの工夫だったのかもしれません。何だかんだ言っても親が帰る時には「一緒に帰る」と言い出すのではないかと期待(?)していたのですが、心変わりすることもなく機嫌よく両親を送り出してくれました。
さて、太郎のいない休日の夜というのはいかにも静かで、味気ないものです。光プラスのIPテレビを観て、深夜に放送される「24 Twenty Four」のマラソン放送の録画予約(←大事な用事)をすれば他に大してすることもありません。翌朝早めに迎えに行くことにしていたのでさっさと寝ました。昨年の時は深夜に電話がかかって来て迎えに行きましたが、今回は呼び出し電話もなく無事に朝を迎えました。
本人もずっと引っかかっていたトラウマを克服し、かなり自信を付けたようです。例によって大口をたたいていました。そんなこと言って保育園のお泊り保育で泣いたりして。