エセ関西人

投稿者: | 2006年8月18日

太郎の両親は大阪人で、ずっと関西に住み続けているわけではありませんが現住所は大阪です。5歳の太郎は生まれは京都で、東京に住んでいたりもしましたが今の所に越してきてから既に3年近く経っており、まず大阪人と言って不都合はないでしょう。それなのに、このところ太郎の言葉がおかしいのです。標準語ではないのですが、明らかに関西弁ではないアクセントが混じります。
直接の影響は、盆休みに東京の保育園友達と一緒に旅行に行ったことでしょう。ただこの時は割とまともに大阪弁で喋っていて、むしろ友達やその親が釣られて怪しげな関西弁もどきになっていたりしました。それが休みも終わってしばらくしてから、顕著にアクセントの乱れが見られるようになったのです。ま、テレビ番組なんかは圧倒的に標準語が多いので何かのキャラが保育園でブームになっているのかも知れないし、相当おっとりしている、と言うかぼんやりしているので今ごろになって旅行の影響が出てきているのかも知れません。
そう言えば、以前家の前の公園で女の子のママゴトを見かけた時、生粋の大阪人と思しき女の子二人が日本中誰も喋ってないような少女マンガ言葉というのでしょうか、~だわ、とか~かしら、とかで喋っていて可笑しかったです。それとも、日本のどこかにはそういう言葉を日常的に使っている人たちがいるのでしょうか。関係ないけど、洋画の日本語字幕っていうのも独特ですね。字数などに厳しい制約があるので当然といえば当然なのでしょうが、日常会話の中ではまずあり得ない日本語を、それでも普通は特に意識せず受け入れられるのは戸田奈津子さんの凄いところでしょうか。
カンパ頂戴。じゃなくて閑話休題。(ムリ?)自分自身のアイデンティティにも今ひとつ自信が持てないたろ父ですが、自分の息子の明らかにおかしな言葉、特に字面は大阪弁なのにアクセントが違うといったいかにもイカサマ臭いエセ関西弁には違和感を通り越してフラストレーションすら感じます。ま、一時的なものだとは思いますが。この先、また違う地方に引っ越したりしたら家族そろってますます訳が分からなくなるのでしょうか。

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