卒園式

投稿者: | 2007年3月26日

昨日は卒園式でした。3月の最終日曜と決まっているようですが、幼稚園と違い卒園式後も年度内は保育してもらえます。今年は丸まま1週間残っているので、卒園といっても今ひとつ実感に欠ける日程ではあります。
いつもはエプロン姿の先生方も皆さんスーツ姿、卒園児たち、保護者も皆それぞれ一張羅で来ています。先生方は皆さんハンカチを握りしめて泣く準備万端でスタンバっています。お母さん方の中にも目頭を押さえている方多数。一方、例によって両親そろって参加した我が家はといえば…

泣くくらい感動させて欲しかったです。せめて、この日くらいは叱らずに済ませたかったです。もうね、太郎を見てると感動どころか、怒りと情けないのとで居たたまれませんでした。ずーっと隣の友達に話しかけ続けてるは、ふざけるは、歌はほとんど歌ってないは、修了証書授与の手順は間違えるは…予想を上回るダメダメぶりでした。結局こっぴどく叱られて、晴れ着の袖を涙で濡らした太郎でした。
ここ数ヶ月、入学に向けた準備で急に要求されることが増え、気を抜く間が無くてかなりストレスが溜まっていたのかもしれません。もうすぐ小学生だし、これくらいのストレスは克服して頑張って欲しいというのは親のエゴに他なりませんが、残念ながらウチのムスコにはそこまでのキャパシティはなかったようです。余所の子供についてなら大抵のことは「大丈夫、なんとかなる」と思えるのは、責任がないからでしょう。自分の子供にはつい過大な期待をしがちです。子供にとっては迷惑な話かもしれません。
太郎は、早生まれであることを差し引いても間違っても聡明なタイプではありません。ちなみにたろ父は4月生まれなので随分救われましたが、やはり相当ぼーっとした子だったそうです(あんまり自覚無し)。「これくらいはできて欲しい」と無理な期待を押しつけてもできないものはできないので、「できたらラッキー」くらいで考えておいた方がいいのでしょうか。

まーその、何です。バカな子ほど可愛いって言うか、素直でいい子なんですけどね。

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