太郎の通っている小学校は、昨日からようやく1年生も給食が始まりました。つまりこれまでは授業は午前中のみで、学童保育の子以外は11時頃には下校していたわけです。給食が始まっても、いきなりでは疲れてしまうということでまだしばらく午後の授業はありません。太郎を含む学童保育組はこれまで毎日弁当持参で学童保育に行き、夕方まで過ごしていました。給食が始まったからといって生活パターンが大きく変わるわけではありません。学校のカリキュラムは学童保育などは全く考慮せずに組んでいるようですが、1年生の約1/3が学童保育を利用しており、皆が常時利用では無いにしても「一部小数派」というには大きすぎる勢力です。保育園と違って各家庭環境もより多様になり、自分たちが当然と思っていることが必ずしも全体の意見とは合致せず、考えようによってはより現実の社会に近づいているとも言えるわけですが、疑問を覚えることも多くなりそうな予感がします。
ともかく、太郎にとっては学校で過ごす時間のうち教室でクラスの友達や先生と過ごす時間は今のところごく一部で、「がっこうであったこと」の大半は学童保育でのこととなります。今はまだ宿題なんかもないので、学童保育の方は保育園の延長のような感じで、特に違和感もなく毎日楽しく過ごしているようで何よりです。
先日、お迎えの時に知らない子(=同じ保育園出身ではない子)と楽しそうに話していたので帰宅後に「あの子だれ?」と聞いてみました。
「ん?ぼくのしんゆうや」
というのが太郎の答えでした。保育園の頃から、こういう言い方をする場合はたいてい相手の名前を知りません。試しに聞いてみると案の定、「うーん、わからん。でも、ぼくのだいしんゆうやねん」なんて言っています。ま、名前を知らなくても仲良くなって、楽しく遊べるのなら問題はないのかもしれません。
相手の子は太郎のことをちゃんと「たろうくん」と呼んでいたそうですが…