AD/HD

投稿者: | 2007年5月10日

注意欠陥・多動性障害(AD/HD: Attention Deficit /Hyperactivity Disorder)は多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害の一つと言われています。保育園の最終年度辺りから、他の子たちがしっかりしてくるにつれて太郎の幼さが目立つようになって、多少AD/HDの傾向があるとは思っていました。連休の合間に入学後初めての家庭訪問があって、その機会に担任の先生に聞いてみました。学年主任もされているベテランの先生は「そうですね、その傾向はあると思います」とはっきり、明るく答えてくれました。
専門医の診断を受けたわけもなく、今の時点で特に大きな問題があるわけでもないのですが、今後酷くなるようであれば何らかの対策が必要になるかもしれません。ただ、個人的には「普通の」小学生男子というものはバカな事に熱中したり、言われたことをすぐに忘れたり、意味もなく歌ったり踊ったりする機能が標準装備されているものだと思っているのでその程度が他の子より多少強くてもそれが障害だという認識はあまりありません。
自分自身の子供時代を振り返ってみると、実はそれほどバカなことをして怒られた記憶はありません。何もしていない筈はないのですが、見つかるとまずそうな事はなるべく見つからないように工夫するという悪知恵だけは人より勝っていたのでしょうか。それ以前に、私の特技とも言える「自分に都合の悪い事は素早く、きれいさっぱり忘れる」という性質も見逃せないところです。てか、そっちだろ。
太郎にもこの性質はしっかりと受け継がれていて、叱られた後の立ち直りの早さは驚異的です。どんなに落ち込んでも5分で復活できる切り替えの早さは父を完全に凌駕しています。たろ父は、深く傷付くとその日1日くらいは引きずってしまいます(寝たら忘れる)。モノに対しても人に対してもあまり執着しないのは利点でもあり、欠点でもあるわけですが、環境適応能力は低くはないでしょう。
いずれにせよ、親がナーバスになり過ぎるのは良くないでしょう。「何でこんな事ができないんだ、キー」とならず、「あははー、あほやこいつー」と笑い飛ばせるくらい心を広く持ちたいと思います。

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