怪談:亀の呪い

投稿者: | 2007年7月9日

太郎の行っている学童保育では、色々と昔ながらの遊びを教えてくれます。ここしばらくはけん玉教室をやっていました。学童でもそれぞれ自分専用のけん玉を用意してくれているのですが、家でも練習できるように同じ規格のものを買ってあります。NPO法人日本けん玉協会なる団体が公式競技用の規格を定めていて、学童保育の指定は16号でした。
保育園でもけん玉をやっているところがあるようで、そこの出身の子供たちは当然上手にできます。うまくできないと練習すること自体を嫌がるヘタレな太郎はなかなか上達しなかったのですが、家で特訓して「大皿」ができるようになるとようやく自信がついて練習もまじめにするようになったようです。
太郎に指導しているうちにたろ父も結構ハマって、現在家には太郎用とは別にもう一つ競技用16号のけん玉があります。たろ父は、一番大きな大皿と、持ち手の先にある一番小さな中皿を連続して往復させる「もしかめ」というワザを練習中です。「もしもし亀よ」の歌に合わせて往復させるので「もしかめ」と言うのですが、ちゃんと公式競技の名前でもあります。たろ父は失敗せずに1曲(1番)歌い終えることができて悦に入っていたのですが、調べてみると競技では歌は関係なく回数と持続時間を競うらしく、小学生でも大会規定Maxの4時間を突破する猛者がいるそうです。
ところで、太郎はこの「もしもし亀よ」の歌をちゃんと習ったことはなくて適当に耳で覚えているだけなのですが、歌詞がかなり怪しいのです。「世界のうちでおまえほど」まではいいのです。問題はその次。

「のろいのあゆみ のろわない~」

何やら恐ろしげな歌です。明るく歌ってる場合とちゃうやろ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です