我が家が東京から大阪に来て、もうすぐ4年半になります。今住んでいるところは両方の実家に近く、大阪の中心部へのアクセスも空の玄関でありたろ父の職場でもある関西空港へのアクセスもそれなりに良く、なかなか好条件です。たろ父もずっと関空で働けるのならいいのですが、所詮は出向の身、ついに異動の時期になりました。たろ父の働いている業界は元々転勤が多く、現地単品生産という業態なのでどこに飛ばされるか分からないのは当たり前、受注が決まってからしか配置もできないので時間的にも急なことが多く、言われて2週間後に引越しなどということも珍しくありません。たいていの人は途中で諦めて単身赴任を選ぶようですが、家族と離れて住むというのはたろ父にはつらすぎます。そこで、この機にこの業界におさらばしてとらばーゆ(死語?)することにしました。
現時点ではまだ一つも内定をもらっていないのですが、出向の終わるタイミングは既定なのでとりあえず退職は決めておきました。「迷っている」ではなく「こう決めました」という形で退職の意志を伝えたのですが特に慰留されることもなく、あっさり受理されました。実はいらん奴だったのかも。再就職先は引っ越さなくてもいいように大阪で探しているのですが、求人の量も質も圧倒的に多いのはやはり東京です。本社は東京でも大阪に拠点がある、というところまでスコープを拡げ、なんとか数社とコンタクトを取っています。でも、本命はあくまでも大阪です。
ちゃんと決まっているのは退職だけなので、最悪の場合春からプー太郎(これも死語?)かもしれません。有給が50日近く残ってるしその間には何とかなるかと思ってますが、どうなることやら。「引っ越したくない」という家族の願いを叶えるため、たろ父の苦労はもう少し続くようです。