先週の土曜日は奈良県の明日香村に行ってきました。あすか、と言っても関西以外の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、聖徳太子にゆかりの飛鳥文明の栄えた場所で、大阪南部では小学校の遠足などで行くことも多い所です。村、というくらいなのでエリアもたいして広くはなく、徒歩でも十分回れるくらいです。半日観光くらいだと自転車がちょうど良く、レンタサイクルも充実しています。
我々も現地に着いたのが昼過ぎで、迷うことなくレンタサイクルを利用しました。以前京都の天の橋立でレンタサイクルを借りようとして子供用の自転車も子供を乗せれる自転車もなかったため諦めたことがありますが、ここはどちらも充実していました。今や太郎も自分で自転車に乗ってちゃんと一緒に走れるので、行動の自由度はずいぶん向上したように思います。
寺や古墳、色んな石像なんかをしっかり見て、適度に体も動かし、楽しく充実した一日となりました。有名な石舞台古墳ではボランティアのおじさんがパネルを持って説明してくれていて、太郎は動力のない時代にどうやって巨大な石を運んだかといった説明を真剣に聞き入っていました。なお、この話は前の会社に入社する前に読まされた「土木と文明」という本にも載っていたそうです。たろ父は当時卒業単位を揃えるのに必死だったのであまり真剣に読んでいません。
少し遠方に車で出かける、ということ自体かなり久しぶりだったのですが、たまにはこういうのもいいものです。