フィンランド人

投稿者: | 2009年1月27日

前回の最後にちょろっと書きましたが、フィンランド人の名前は日本人の我々からすると奇妙に聞こえるものが多く、とりわけ関西人の心をくすぐるものが少なくありません。スキージャンプのヤンネ・アホネン選手が有名なところでしょうか。フィンランド人名の最後につくネン(nen)は人や息子を意味し、東欧のなんとかビッチ、アイルランド系のマックなんとか、スコットランド系(だっけ?)のなんとかソンとかなんとかサンなどと同じです。シンプルなアホ(Aho)と言う名前も非常に一般的で、元首相にはエスコ・アホ氏がいます。
たろ父がデンマークにいた時の仲間に、アイスランド人のカオリといういかつい男がいましたが、フィンランド人F1ドライバーのミカ・ハッキネンも男性ですし、ヨウコ、カウコ、キミ、アキなども一般的な男性の名前です。女性名ではヤーナとかヘンナとかがあって、苗字がアホだと辛いものがあります。
そこそこ有名な人だけでも、初代駐日大使のヴィルヨ・アホカス、乗馬のピーア・パンツ、アイスホッケーのヤリ・クリなどネタには事欠かきません。関西人の心に響く苗字では他にもアシカイネン、パーヤネンなどがあります。足痒いねんて。掻いとけや。でもってパーヤネンて。アホちゃんまんねんってか。
デンマークやスウェーデンにも男か女か分かりにくい人名は多いのですが、フィンランド名ほど笑えるものはあまりありません。北欧と一括りにされることが多いのですが、フィンランドは民族も言語も他の北部ゲルマン(ノルマン)系とは異なります。ロシアや東欧に多いスラブ系とも違って、ハンガリーなどと同じウラル・アルタイ系とされています。モンゴロイドと何らかの繋がりはあるのでしょうが、諸説あって正確なところはよく分かっていません。フィンランド人の見た目は少なくともたろ父には普通の北欧系と何ら変わりなく見えます。デンマーク領グリーンランドの人は東アジア系にしか見えませんが、詳しくは知りません。
世界には色んな文化があって、面白いですね。(無理やりなまとめ)

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