旅の食事

投稿者: | 2009年2月24日

支援業務での出張では会議の間だけでなく、食事やなんかも基本的にずっとお客さんと一緒です。どんなものを食べるかはお客さんの好みに左右されることになります。前回同じメンバーでパリに来たときはホテルが遠かったこともあり、お付き合いは上司に任せてたろ父は一人で勝手に食べることも多かったのですが、今回は同じホテルなのでそういうわけにも行きません。同じ客先の別のメンバーと同行したときは日本食やら中華ばかりで閉口したのですが、今回のメンバーは現地の物にチャレンジするのが好きなようです。特に下調べもせずその辺のレストランに入って、読めないメニューと格闘しながらなんとかするのを楽しんでいるようです。食べ慣れたものを食べたいウチの上司にはそれが苦痛なようですが、たろ父はこの方が有難いです。
唯一の問題は予算で、たろ父一人なら夕食でも大抵10ユーロ程度で済ますのですが、お客さんと一緒だとまず20ユーロは下りません。たろ父はケチなので、出張中の出費はお土産など完全に個人的な出費以外は日当の範囲で抑えるというルールを徹底しています。海外出張の日当は宿泊費を除いて60USドルです。今はユーロが安いので少し楽ですが、去年の秋頃はユーロに直すと1日に遣えるのは40ユーロ程度でした。朝食をホテルで食べたらだいたい10ユーロくらい、会議場のカフェテリアでの昼食は15ユーロ弱、ペットボトルの水を買ったら3から5ユーロくらいするので、夕食に20ユーロもかけたら足が出てしまいます。
そこで、たろ父のパリでのケチケチ食生活はこんな感じになります。まず朝はホテルの高い食事は避け、近所のベーカリーで焼きたてのパンを買ってきます。クロワッサン2つとチョコパンとかで3ユーロくらいで済みます。コーヒーは3ユーロ近くするのであきらめ、ホテルの水道水で我慢します。昼は食べる場所についてはほぼ選択の自由はないのですが、せいぜい安いものを食べるように心がけます。夜は一人ならエスニックのテイクアウト等で済ませます。お気に入りはケバブです。お客さんと一緒のときは割り勘なので一人だけ安いものを注文してもあまり意味がないのですが、お客さんや上司より高いものはなるべく避けるようにし、更にアルコールは飲みません。夕べは珍しくグラスワインを頼んで上司に意外そうな顔をされましたが、実はミネラルウォーターより安かったからです。
そんなこんなで節約の努力を重ね、何とか今のところ出張で足が出たことはありません。今回はユーロ安も手伝って、ちょっとペットボトルを買うくらいの贅沢をしてもちゃんと収まりそうです。

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