ひかりone設定備忘録

投稿者: | 2009年3月31日

我が家のインターネット接続はKDDIのひかりoneのマンションタイプというのを利用している。集合住宅の建物まで光回線で、棟内の各部屋までは既設の電話回線用メタル線を利用したDSLで繋いでいる。機器の再配置などで一度電源を落としてから繋ぎ直すと結構な割合で再接続できない。前回もかなり苦労したのだが詳しい事は覚えていない。今回、家庭内ネットワークを再構成したのだがやっぱりトラブった。今後のため、ハマったポイントを忘れないように記録しておく。
KDDIからレンタルしている機器はVDSLモデム、ホームゲートウェイたら何たら呼んでいるルーター、テレビを見るためのセットトップボックス(STB)の3つである。IP電話サービスがちゃんと動くまでの暫定処置のためにスプリッタを介して電話線を複雑に多重接続していたのだが、電話サポートによるとこれはもう必要ないらしい。部屋のモジュラジャックからの接続方法は、まずVDSLモデムに接続(直結)し、モデムとルーターのWANポートをイーサネットケーブル(ストレート)で接続、その後ルーターの各ポートに電話機やパソコン(ハブ)を接続するだけ、というシンプルなものだ。
接続はそんなに難しくないのだが、正しく接続してもインターネットに繋がらない事が多い。今回は、サポートに電話して助けてもらった結果ルーターの初期化で解決した。前回もそうだったかもしれない。初期化はネットワーク越しにブラウザからもできるが、直接する場合は「更新」ボタンを押しながら電源を投入すればよい。
工場出荷時の設定ではルーターのLAN側は192.168.0.1というIPアドレスが振られ、DHCPが動いている。ブラウザで初めてアクセスすると管理アカウント(admin)のパスワードを設定する画面が開く。本体にはPCというポートが4つほどあるが、ハブに繋いでカスケードすればもっと増やせる。契約上同時接続機器の数に制限があったかなかったか覚えていないが、我が家の環境では特にIPマスカレード等を使わなくても利用できている。
以上がモデム、ルーターまでの再接続手順である。この状態でインターネット接続と電話サービスが使えるようになった。テレビのサービスについてはまだ未解決なのだが、STBの初期化方法だけは聞いたので書いておこう。電源を抜き差し後、本体の電源ボタンを押すと設定が始まる。その間にリモコンの言語/切り替えボタンを押し続けていると初期化の画面になる。ここでリモコンの決定ボタンを押す事で初期化できるらしい。
昨晩の時点でSTBがIPアドレスを取得できないというエラーで使えない状態で、サポートでも解決できていない。DHCPのトラブルと思われるが、切り分けのため他の機器を全く繋いでいない状態でルーターを初期状態にしてもIPアドレスが取れない。通常運用ではWindows Server2003でDHCPサーバーを動かすのでルーターのDHCPは止めているのだが、STB用のポートは別になっているのでこちらではDHCPが動く仕様だと思われる。今晩試しにSTBをサーバーに繋がるハブに接続して初期化し、IPアドレスを取れたらその後でルーターのSTB用ポートに繋ぎ替えてみようか。STBは電源ボタンでオフ状態でも、電源コードを抜かない限り通電はしているようだ。ま、うまくいけばルーターの不具合という事になるけどどうだかね。

(2009/4/1追記)
結局サーバーからもIPアドレス取得は失敗。サポートの結論はハードウェア故障でした。STBを交換するそうです。

(更に追記)
サポートの人が新しいSTBを持ってきて、交換の前に色々再確認した結果、なんとイーサネットケーブル(LANケーブル)の不良というしょうもない結果でした。動作確認済みの別のケーブルに付け替えるのも当然試していたのですが、相性とかそんな物もあるのかも知れません。

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