しつこくスキー

投稿者: | 2009年5月11日

今年のゴールデンウィークは、製造業なんかの長めの人なら5月に入ってから昨日までの10日間、下手するとその前の週から半月以上休んでいた人もいるようで、皆さん今朝はさぞ憂鬱だったでしょう。て言うか、たろ母は憂鬱そうでした。
たろ父は先週木曜日から仕事に復帰していたのですが、それでも5月1日のメーデーが休みだったので6連休です。海外旅行にでも行ける日数ですが、さすがに休みの度に海外旅行なんてしてたらあっという間に貯金がなくなってしまうので今回は見送りました。ま、新型インフルエンザが流行したりしていたので無難な選択だったと思います。
その代わり、性懲りもなくスキーに行きました。たろ父も長いことスキーをやってますが、5月にスキーをするのは初めてです。この時期にスキーが出来るのは国内では北海道の一部だけだと思っていましたが、志賀高原の上の方でも出来るということで、3月に引き続き志賀高原に行きました。今回は東京時代のお友達のMちゃん母娘と一緒です。両親は休みの1日、学校から帰った太郎を待ちかまえて空港に直行し、東京まで飛行機で行って千葉県のMちゃん家に一泊させてもらい、翌日早朝に出発して車で志賀高原へ。現地で2泊して2日目は昼前に出発して羽田空港まで送ってもらうという、結構な強行軍です。たろ父は何となく大阪に帰る前にもう一泊Mちゃん家に泊めてもらうものと勘違いしていて、のんびり構えていたのでちょっと焦りました。
ゲレンデのコンディションは、さすがに下の方は地面が露出しているところも多く、ちょっとコースを誤ると歩いて登らないと帰れないなんてこともありました。何だか、無理矢理スキーをしている、という感じでしたがそれはそれで楽しかったです。
今回一緒だったMちゃんは女だてらになかなか男前な性格…かどうかは知りませんが、とにかくスピードに対する恐怖心はあまりないようでガンガンいきます。多少ギャップがあってもものともせずに突っ込み、むしろわざと正面からコブに乗り上げてピョンピョンジャンプしながら滑走していきます。そんな子と一緒に滑れるんだから、そりゃ太郎は嬉しいでしょう。もう嬉しくて嬉しくて、はしゃぎすぎてちょっとおかしくなっていました。ま、ちょっとおかしいのはいつものことですが。
子供たちはずっと2人で喋っているので、太郎の関西弁とMちゃんの関東弁がだんだん混じってきて2人ともへんてこな言葉になっていました。仕舞いにはMちゃんのママまで怪しい関西アクセントが混じっていました。関西弁恐るべし。密かにほくそ笑んでいたたろ父ですが、たろ父自身は大阪弁ベースながらあまり主体性がないのでその時々ですんでいる場所や周りの人によってすぐに影響されてアクセントが変わります。もはや自分のルーツがどこにあるのかよく分かりません。
そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰りは道路が渋滞して飛行機の時間は迫ってくるは、子供たちはトイレに行きたがるわと大変な場面もありましたが、Mちゃんママの的確なルート選択と男前なスーパードライビングテクニックのおかげでトイレも見つけ、一時は完全にあきらめた飛行機の時間にも間に合って無事に帰ることができました。何から何までお世話になりました。
1週間くらい遅れて筋肉痛になったらどうしようかと心配していましたが幸い2日後くらいに軽く痛くなっただけで済み、ほっとしながらもやはり体力の衰えは如何ともしがたく、来シーズンのスキーのために夏の間から体力作りに励むことをたろ母と誓い合ったのでした。多分実行しないけど。

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