たろ父は関西ベースの人なので、「しばく」という言葉が全国的にどういった使われ方をしているのか知りませんが、一般に関西一円では(人が人を)殴る、転じて懲らしめる、といった意味で使われます。軽い威嚇、というか突っ込みとして、「しばいたろか」あるいはもっとストレートに「しばくぞ」というのは非常に耳にする機会の多いフレーズです。また、大阪南部の一部沿岸地域(だんじりが有名な所など)では語尾に「ボケ」を付けるのがデフォルトなので、「しばくぞボケ」というのが基本フレーズになります。
ちなみに、昭和の終わり頃には喫茶店に行くことを「ちゃー(茶)しばく」というような使われ方もありました。茶以外にもバリエーションがあって色々な物がしばかれていたようですが、いずれも今は使われていないようです。
さて、口で注意されてもなかなか聞けない普通の小学生ダンスィであるところの太郎はもちろん毎日のようにしばかれているのですが、先日学童保育から帰ってきた時にこっぴどく叱られ、しばき倒されて大泣きしたら汗だくになって、仕方がないからシャワーを浴びたらとてもさっぱりしてその後宿題もスイスイできた(学童でやって来いよ)ということがありました。とてもいい具合だったので、これから毎日「しばきシャワー」をしようかと提案したのですが、太郎が「それはちょっと…」とヘタレなことを言うので、代わりに帰る前に校庭を走って汗をかくことにしました。
今のところ、うまくいっているようです。