とある週末の夜、たろ父が一人でWeb巡回をしていると、寝ていたはずの太郎が起き出してきました。トイレかな？と思って見ていると、トイレではなく風呂場に入って行ってズボンとパンツを下ろしました。オネショかな？声をかけても反応はありません。無言で湯船の蓋を開け、仁王立ちになると湯船の中に向かっておもむろに放尿を始めました。その日湯船を洗って新湯を張り、たろ父はまだ入浴前の湯船にです。
慌てて大声で制止し、肩をつかんで湯船から離すと幸いすぐに止まりました。被害は限定的で済んだようです。トイレに行くように指示し、被害状況を確認してからふと見ると太郎はトイレではなく、PCやサーバー、ルーターその他我が家の無駄に充実したネットワーク機器の大部分が設置してある部屋にパンツを下ろしたまま入っていきます。
止めてくれ、それだけは勘弁してくれ。慌てて追いかけて太郎を捕獲し、トイレまで誘導して何とか事なきを得ました。あーびっくりした。太郎は目は開いていましたが終始無表情で、その後も寝室の電気を点けて寝ていたたろ母に怒鳴られるなど意味不明の行動をした後そのまま寝入りました。
翌朝聞いてみると、案の定何も覚えてませんでした。まったく、寝ぼけた人間というのは何をするか分かったモンじゃありません。