たろ父はよく出張で大阪~東京を飛行機で移動しています。飛行機に乗る時、以前は好んで窓側の席を取っていたのですが、最近は飛行中は寝ていることが多いのであまり拘らなくなりました。通路側の席を好む人も多いようですが、席を立つ必要のない国内線ではたろ父はなるべく避けています。ビジネスマンの多い路線で前方の席だと到着した時にベルトサインが消えるや否や立ち上がる人が多いのですが、ドアが開いて人が動き出すまではしばらく間があり、その間窮屈な姿勢で立っていることになります。荷物が少なければ人が流れ出してから立ち上がってもほとんど同じなのですが、通路側の席ですぐに立たずに座っていると隣の席の人に無言のプレッシャーをかけられることがあり、それが嫌なので可能な限り奥側の席を取るようにしています。
先日の出張では東京行きでたまたま窓側が空いていて、久しぶりに窓側に座りました。残念ながら天気が悪く景色はほとんど見えなかったのですが、羽田空港に着陸するちょっと前に雲の切れ目から一瞬下が見えました。見ると、滑走路らしきものがあり、「02」と書いてありました。すぐに見えなくなりましたが、次に下が見えた時は海ほたるが見えました。とすると例の滑走路は木更津の辺りということになります。そんな所に飛行場なんてあったかな?北側から着陸する時は東京湾沿いに房総半島の上空を飛ぶので天気が良ければゴルフ場がたくさん見えますが、飛行場を見た記憶はありません。ちなみに、滑走路端に書いてある数字は滑走路の方角を表していて、「02」だと磁北から右回り(東側)に20度ということになります。反対側の端は見えませんでしたが、180度回るので「20」となっているはずです。
帰ってから調べてみると、木更津飛行場というらしいことが分かりました。旧海軍の飛行場として造成され、今は自衛隊が運用しているそうです。羽田空港の進入路の真下で、成田空港とも近いところにもう一つ飛行場があったんですね。平時はヘリコプターしかいないようですが、米軍や自衛隊の航空部隊がいたこともあったようです。いつも混雑している羽田空港のすぐ近くで危なっかしいような気もしますが、東京周辺って軍用飛行場は他にもいくつかあるんですね。
ま、関西では民間空港だけで狭い地域に伊丹、関空、神戸とひしめいていて、八尾空港や南紀白浜空港なんてのもあるので良く似たものかもしれません。飛んでる飛行機の数は全然違うと思いますが。