ラッキーナナ

投稿者: | 2010年5月28日

昼休み、近くの席から聞こえる雑談の中で「ウィンドウズ・ナナ が…」という言葉が聞こえ、ウルトラマン・ナナとかマイルドナナとか言うのかよ、と心の中で突っ込みつつ、学生時代のある出来事を思い出した。
関西で「マック」と言えば、普通は今話題のiPadやiPhoneのアップルコンピューターが製造しているマッキントッシュのことで、まず誤解はない。関東やその他多くの地方で「マック」と呼ばれるハンバーガーチェーンは略す場合は「マクド」と呼ばれているからである。
さて、たろ父は生まれも育ちも関西で大学も関西なのだが、ある時この話題となって、その場にいた圧倒的多数の関西人と孤立無援の東京人N君とでちょっとした論争になった。最初は「マック」と「マクド」の東西分水嶺と「バカ」と「アホ」の分布の関係といった穏やかな会話だったのだが、そのうち関西勢が悪ノリして多勢を頼んで「マクド」の優位性を説き始めた。確かこの時も、マッキントッシュとの混同による弊害を挙げていたように思う。「だから東京の奴らはアホやねん」とまで言われて流石にカチンと来たN君は言い放った。
「分かった、じゃあお前らはビッグマックはビッグマクドって言うんだな。マックシェイクはマクドシェイクかよ」
その後どういう展開になったかは覚えてないけど、関西人の誰一人N君に反論できなかったことは確かである。

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