太郎通信にもあるとおり、保育所の友達とビンタの応酬をするまでに強くなった太郎だが、親に対しても平気で暴力を振るうのである。訳も分からず暴れて殴ったり蹴ったり引っ掻いたりするのはまぁ今に始まった事じゃないが、最近は明らかに狙って、確実にダメージを与えるべく、ガードの隙をつくタイミングまで見計らって殴ってくるのだ。納得出来ないことで怒られたり、理不尽ないじわる(と彼が感じること)を受けると相手が親だろうが(親だから、か)きっちり謝ってもらうか一発ぶん殴るかしないと気が済まないらしい。
そのくせ、殴りに来る時の顔はそれはそれは情けない泣き顔なのだ。で、首尾良く一発決めれた時でも結局は泣いて、最後にはだっこをせがむのである。そこまでして殴らなあかんのか。前はただ泣いてたのが一応プロテストしてから泣くようになっただけで、泣く(泣かされる)頻度は変わってない。意図的に泣かそうと思えば、それこそ赤子の手をひねるようなもんである。こんなあかんたれが将来家の中で金属バットを振り回したりするんだろうか。(←せえへんって)