終業式で2学期の通知表を貰ってきた太郎ですが、表情が冴えません。不本意な結果だったようです。今年は担任の先生と相性が良くないのである程度覚悟はしていましたが、各教科の学習態度で3段階評価の最低評価である「がんばろう」を付けられていました。実際に態度はかなり悪かったのでしょう。太郎には可哀想なのですが、春以来何度も担任の先生とバトルを繰り返し、もはや先生に何かを期待する気が失せてしまいました。後は3学期を何とか乗り切るだけです。来年度その先生が同じ学年の担任になるにしても太郎を受持つのは本人も避けたいでしょうし、バトルには校長、教頭も巻き込んでいるのでそこは配慮するでしょう。
教育システムそのものの構造的な問題もあり、全ての責任を教師に押し付けるべきではありませんが、学校教育の現状を見るにつけこの国の将来に明るい希望を見出しにくいのは残念なことです。