いや、伴天連かどうか知らないけど、一応聖人なんですよね、バレンタインって人。北米あたりじゃ日本みたいな形式じゃないにしても結構派手にお祭り騒ぎをすると聞いたことがあります。花を贈ったりするんだったかな。ヨーロッパじゃ、多分やらないんだと思います。僕が住んでいたことのある北欧の田舎では「あぁ、アメリカ人とかがやるアレね」みたいな感じで全く盛り上がっていませんでした。
日本とか韓国での、女の子が男の子にチョコレートをってのは製菓業界のキャンペーンがきっかけだというのは有名な話で、最近全国的に有名になりつつある節分の恵方巻きと一緒ですね。何だかんだ言っても若い人達のみならず、職場なんかでも全く何もしないというのは珍しいんじゃないでしょうか。そういうのとはあまり縁の無い僕でも毎年一つくらいは貰っています。保険のおばちゃんとかから。職場の男女比にもよるのでしょうが、ある程度人数がいれば女の人が共同出資で男性の人数分をまとめて購入して公平に分配するというのが面倒が無くていいかもしれません。お返しも同じ方法だと楽ですし。
妻の人の職場でも今年はこの方法を採用したようです。妻の人が購入担当ということで、週末に買い物ついでに買っていました。一緒に、僕のためにということで上等そうなのも買いました。「ちょっと高いんだけど、買ってもいい?」と何故か僕に聞くので「いいよ」と答えるとすごく嬉しそうでした。そう言えば、お金は家計から出ています。恐らく、高級チョコレートの大半は妻の人の胃袋に納まることになるのでしょう。