年末には北海道でスキーをしてきました。飛行機で行ったのですが、年末のこの時期は恐らく1年中で最も国内線航空券の値段が高い時期です。今回、2人分はANAのマイレージの特典航空券だったのですが1人分は購入し、大阪からの往復で9万円近くしました。特典航空券も最近は時期によって必要なマイルが違うようですが、繁忙期でもこの区間は18,000マイルです。電子マネーのEdyやANAの利用券に交換すると1マイル当たり1円から1.5円程度にしかならないので、繁忙期の長距離特典航空券への交換は非常にお得と言えるでしょう。もちろん予約を取るのは大変ですが。
マイレージを意識して貯めるようになったのは比較的最近で、メインのクレジットカードをANAカードにしてからです。当時はマイルを貯めやすいと評判でしたが、飛行機に乗らないのにカード利用だけでマイルを荒稼ぎする一部の「陸マイラー」に悪用されたため次々と制度改訂を行い、今ではそれ程有利ではなくなっているようです。
ANAやJALのマイレージには有効期限があるので、たまに飛行機に乗るだけでは何らかの特典を利用できるほど溜まる前に期限切れになってしまいます。これまで飛行機を利用する時は必ずマイルを加算するようにしていましたが、特典を利用したことはありませんでした。
数年前、それまでメインで使っていた年会費無料のクレジットカードがサービスを終了した機会にカードの見直しを行い、ANAカードにしました。元々現金を持ち歩くのが嫌いでカードの利用は多い方でしたが、それまで自動引き落としにしていた公共料金などもカード払いに変更して、とにかくカードで払えるものは全てカードで払うようにしました。家族カードも活用して支払いを一本化することでカード利用だけで年間2万マイル程度は貯まると試算して、これだと有効期限が切れる前に活用できると判断しました。
その後、ANAカードの制度改正に伴って優位性がなくなってきたので、ヨーロッパ旅行の際に作ったノースウェスト航空の提携カードにメインを移しました。こちらは特典の利用は特典航空券の利用に限られるものの、有効期限がないという大きなメリットがあります。
転職後は出張で飛行機に乗る機会も増えたので、ANAのマイレージの方もフライトマイルと出張時のカード清算だけで有効期限内に十分貯まるようになりました。基本的に支払いは一本化したほうが有利なのですが、2本立てでも両方マイルが失効することなく利用できそうなので今のところ2本体制です。
元々現金はあまり持ち歩かない方ですが、支払いのほとんどをカードかEdy(クレジットカードからチャージできる)、ICOCA(関西版Suica、同じくクレジットチャージ)で済ますようになり、財布に現金が数百円しかない状態で2週間くらい過ごすこともあります。便利な世の中になったものです。