ことば

投稿者: | 2003年11月10日

先月の最後に引き続いて言葉ネタです。東京にいるときよく聞いたのが、関西弁は乱暴に聞こえる、という意見です。関西人から言わせてもらうと、ほんなら広島弁はどうやねんとか、東北もたいがいやんけとか、まぁ色々言い分はありますが、確かに東京の言葉、いわゆる標準語というヤツはメディアで真面目そうなアナウンサーが喋ってるのを聞き慣れているせいか少なくとも乱暴には聞こえません。
関西弁の話はこの辺で置いといて、大阪に来てからの太郎の言葉についてです。東京では優しい女性の保育士さんたちの影響か、父としてはどちらかと言うと少しばかり女々しく感じるような言葉遣いでした。大阪に来てからは随分男らしく喋るようになりましたが、言葉のトゲも鋭くなってきました。「おとうさんイヤ!こっちこないでね」くらいならまだ可愛いのですが、「おとうさんイヤ!あっちいけいけ!」とまで言われるとこちらの心も深く傷つきます。更に、アホだのボケだのといったボキャブラリーも増えました。これらはまだ機嫌のいいときにふざけて言うだけですが、ヘラヘラ笑いながら「おとうさんアホ」とか「ボケ~」とか言われると、こちらも機嫌のいいときは笑ってられますがそうじゃない時ははっきり言ってムカつきます。
大阪の保育所でも保育士さんは全員女性で皆さん優しそうですが、子供に対する言葉遣いと普段の言葉は東京に比べるとはっきりとは区別がなく、その分多少雑になっているかもしれません。それより何より、太郎の成長によるものが大きいと思います。憎たらしい2歳児というのがようやく実感できた今日この頃。まだまだ序の口なんでしょうか。

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