大阪弁

投稿者: | 2003年10月28日

予想通りというか何というか、元々たいしたことない更新ペースがかなり鈍ってる。何せ、太郎が起きてる時にほとんど一緒におらんから観察しようがない。って文句ばっかりたれてても仕方ないから、とりあえず最近気づいた事をつらつらと。
太郎の両親は二人とも大阪出身なんで、東京に住んでた頃から家では基本的に大阪弁で喋ってた。太郎は平日は起きてる時間の大半を保育室で過ごすから、言葉は保育士さんたちの影響が強い。つまり標準語とか、東北弁とか宮崎弁とかまぁそんなもんである。それで、標準語をベースに中途半端な関西弁とその他諸々のイントネーションが多少混じった喋り方になっていた。
関西出身以外の方に賛同してもらえるか自信がないけど、標準語の字面を地方アクセントで発音するのはそれほど違和感を感じない。ところが慣れ親しんだ方言、私の場合関西弁だが、こいつを違うアクセント、殊に関東アクセントで発音された日には激しい違和感を覚えるのである。例えば、できない、というのを関西弁では「できへん」と言うが、アクセントは最初の「で」に置かなければならない。それを、「できへん」と言いながら「き」にアクセントをつけたりすると途端に胡散臭くなるわけだ。もう、よそ者丸出し、エセ関西人である。これを、他ならぬ我が息子がかましてくれるのである。特に大阪に帰省した直後とか、ヘタをすると両親と接する時間が多少長くなる週末の後なんかにその傾向が顕著になる。太郎のすること、言うことは基本的に何でも可愛いから(親バカでごめんよ)全然悪い気はしないけど、まぁ正しい大阪弁を喋ってくれるとそれに超したことはない。
そこへ持ってきて大阪転勤である。今や太郎もれっきとした大阪府民だ。引っ越し翌日には早々に保育所デビューを済ませ、いきなり大阪弁どっぷりの生活である。3日くらいで完全に大阪弁になるかと思いきや、2週間近く経った今も意外と東京アクセントが残っている。それでも、さすがにちょっとした一言が随分自然な大阪弁で言えるようになってきた。「~したらアカンだよ」といったワケの分からんごちゃまぜもなくなってきた。
何か面白いことを言ったので、それをオチにしようとこの文章を書き始めたんだけど、肝心のネタを忘れてしまった。仕事の合間に書いているので(所長ごめん)頭の中がまとまらない。そろそろ周りの目も気になってきたので唐突だけどここで終わったりする。

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